蔵書家の間では今、本を電子化してパソコンに取り込む「自炊」が流行っています。本や雑誌はとにかくたまりやすい。マンガなども含めた週刊誌、月刊誌などは定期的に購入するために、すぐに山積みになってしまいます。捨てればいいではないかと言われるけれど、また読むことがあるんじゃないかと思うとなかなか捨てられません。だから部屋は本でいっぱい、寝るスペースも本に占領されてしまった、なんていう人は意外に多いのです。
そんな悩みを一気に解決するのが「自炊」です。自炊をやるには本を1枚ずつバラバラにしなければなりません。以前はカッターなどで丁寧に時間をかけて切らなければならないとても面倒な作業で、「自炊」は現実的ではありませんでした。でも最近は本専用の裁断機が普及してきたために、簡単に本をバラバラにできるようになりました。1分足らずで数百ページもある分厚い本をバッサリと裁断できるのです。
バラした本はスキャナでパソコンに読み込み、あとは楽しい整理の時間です。「歴史」「純文学」「自己啓発」などを分類してフォルダー化しましょう。雑誌もきれいに裁断して「1月号」から順番に年毎に整理。マンガは全巻ひとまとめにしてタイトルをつけて…というように、蔵書家にとってこの作業は至福の時間です。